大分県は全国でも高齢化率が高く、中でも山間部の多い宇佐市はより深刻。農業や自営業に従事する人が多い地域で、これまで介護が家庭の中だけで抱え込まれやすい状況にあった。さらに男性の中には家事の経験がないまま、ある日突然介護を始めることになり戸惑う人も多くいるよう。そうした中、男性介護者が孤立しないよう地域で支援する取り組みが宇佐市で始まった。宇佐市で毎月開かれている料理教室「男塾」では男性介護者や認知症の当事者などが参加。ここでは介護の負担を少しでも減らすために時短料理を学ぶ。この料理教室を企画した宇佐市社会福祉協議会の大久保みゆきさんは「料理を時短で作れることによって笑顔が増えるのであればいい」「生活する方たちの中でつながりをもって支えながら生活できればいい」と話す。「男塾」は男性介護者にとって介護の悩みを相談し合う場にもなっている。
