今年、WHOのガイドラインで認知症リスクが改定された。新たに追加されたのは、大気汚染、脳卒中、睡眠障害、視力障害など。睡眠中に脳のゴミ、アミロイドβが排出される。睡眠障害の中でも寝不足が1番の大敵。睡眠時間が短いとアミロイドβは蓄積する。また、視力が低下すると情報量が減り脳が活性化しなくなる可能性がある。順天堂大学・新井平伊先生は、聴力に特に注目している。イヤホン・ヘッドホンをよく使う、耳掃除を頻繁に行う、大きな音が出ている環境によくいるという人は聴力低下のリスクがある。世界的に権威のあるイギリスの医学専門誌によると、聴力の低下はLDLコレステロールと並んで認知症最大のリスク因子に挙げられる。聴力が低下すると、脳に入る情報が減り、刺激が減って脳が衰えるメカニズム。聴力は視力と同様に年齢とともに少しずつオチていく。30代には耳の組織学的変化は始まり、徐々に聞き取りの低下として出てきやすくなる。聴力低下は高音域ほど聞き取りにくくなるのも特徴。目安は40デシベル。40デシベルは健康診断で引っかかるかどうかのレベル。スタジオでは出演者4人が聴力年齢を検査。60代、50代の聴力レベルは全員聞こえた。続いては40代の聴力レベル。
