ミスタープロ野球の愛称で親しまれた読売巨人軍の終身名誉監督 長嶋茂雄さんが、今朝肺炎のため都内の病院で亡くなったことがわかった。89歳だった。千葉県出身の長嶋さんは立教大学を経て1958年にジャイアンツに入団。1年目から4番バッターとして活躍、王貞治さんとONと称されチームを牽引した。入団2年目の1959年に行われた阪神との天覧試合で長嶋さんは2本のホームランを放った。MVPを5回獲得、通算444本のホームランを記録するなど勝負強いバッティングを武器に巨人の9連覇に貢献した。現役引退後はジャイアンツの監督に就任し、リーグ優勝5回、日本一を2回達成した。監督を退いた後は終身名誉監督、日本代表監督にも就いた。2004年68歳の時に脳梗塞で倒れる。リハビリを重ね元気な姿を見せてきた長嶋さんは2013年に国民栄誉賞を受賞するなど日本野球界の発展に尽力してきた。