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「諫早コスモス音声訳の会」 のテレビ露出情報

諫早市のボランティアグループ「諫早コスモス音声訳の会」では、市の広報誌や身近な話題まどを読み上げて録音する「音訳」という活動を行っている。この日吹き込んでいたのは、「乾燥する冬に役立つハンドケアのコツ」AIで文章が読み上げられる時代、大切にしているのは目の不自由な人の立場で情報を伝えること。音だけではわかりにくい文章は、どんな意味の漢字か伝わるように言葉を補う。37年前から活動を続ける音声訳の会、去年障害のある人への長年の支援が評価され、文部科学大臣表彰を受賞した。現在活動しているのは、50~90代の34人。録音した音声をCDにして毎月届けている。CDは市の図書館にも置かれている、所蔵されているのは500枚余り。大河ドラマの脚本を手掛けた市川森一さんや、 直木賞受賞の垣根涼介さんなど諫早出身作家の作品も並べられている。国立国会図書館でも提供され、全国で年間1万回以上ダウンロードされている。
音声訳の会のCDを心待ちにする人がいる。村上さんは、生まれつきの病気で目が見えない。会の設立から利用を続ける村上さん、ゴミ出し日など生活情報を入手しているという。更に出かけるきっかけにもなっているのが、言葉で施設や場所の詳細を伝えてくれる「声の地図」新幹線の開業で新しくなった諫早駅の説明に関心したという。自分たちの気持ちに寄り添ってくれる人たちがいる、”音訳”で社会とのつながりを感じると話す。

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