日本の漫画などを原作とした映画やアニメが海外で人気を集める中、日本の大手出版社がアメリカのハリウッドを拠点に、映画などを製作するスタジオを新たに設立した。新たに設立されたのは「Kodansha Studios」で、きょう大手出版社の講談社が発表した。講談社では権利を海外に売却した場合に比べ、内容が過剰に変更されることを防げる他、製作スケジュールをコントロールできるため、作家の権利を守りつつ映画化の実現性を高めることが可能だとしている。企画の統括には、映画「ノマドランド」でアメリカのアカデミー賞の作品賞や監督賞などを受賞した、映画監督のクロエ・ジャオさんが就任したとのこと。
