孤独死した人の部屋を片付ける特殊清掃の現場を追った。この日特殊清掃の専門業者が向かったのは1人暮らしをしていた80代の男性が亡くなった部屋。亡くなったのは去年12月とみられ、異変を感じた近隣住民の相談がきっかけとなりことし4月に遺体が発見された。男性は家族でこの部屋に暮らしていたが、結婚を機にきょうだいが家を出て行き、親を看取ったあとは一人で暮らしていたとみられる。業者によると夏は孤独死の案件が多い季節だそう。この業者は関東全域の依頼に対応しているが、最も多いのが単身世帯が全世帯の半分以上を占める東京からの依頼だそう。社長は孤独死は減らないだろうから最後の手伝いをするという気持ちでやっているなどと話した。