マルク・カルプレスは2009年に来日し、知人が立ち上げたマウントゴックスの経営を引き継いだ。巨額のビットコインが消失したのは窃盗によるものと訴えたが、警視庁は怪しげな取引を見つけ、粉飾決算なども疑っていた。カルプレスはデータ改ざん、着服などの容疑で逮捕される。キム・ニルソン氏はビットコインを失った被害者の1人だが、カルプレスと手紙でやり取りを重ね、内部データも手にした。マウントゴックスが外部から侵入された形跡を見つけ、数年をかけてビットコインが盗まれていたと証言する。カルプレスは急拡大するユーザーの対応に追われるなど業務に忙殺され、会見直前までビットコインの消失に気づかなかったという。東京地裁はカルプレスに執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
