昔は紫や赤の野菜を育てていたが最近は緑のものばかり。そこで今回は紫色のエンドウマメを紹介。さやが小さいうちは濃い紫で、中のマメが育ってくると少し薄まってくる。マメ自体は緑だが豆ごはんにするとうっすらピンクのご飯ができる。種から育てるので、野菜用の培養土を鉢底ネットを入れたポットに入れる。プランターに植えるときは20cm間隔を開けてみっつほどが理想。土の目安はふちから1cm。先に水をやって土を湿らせてから種を植えるのがポイント。発芽するまで新しい水はやらない。ひとつのポットに種は3粒。深さは2cmほど。間隔は5cmほど。マメ科の種はできるだけ大きな物がいい。ほんのり土をかけ、土を押して種と密着させる。長雨などにも当てないように注意。5日から7日ほどで発芽する。10日たっても発芽しなかったら腐っているかもしれない。11月いっぱいまでなら巻き直しが可能。鳥よけにネットをはっておくと安心。エンドウは子葉が土の中に残り外には本葉しか出さないのが特徴。本葉が2~3枚になったら1本間引く。その際は子葉の下から切るのがポイント。3~4枚まで育ったらプランターに植え替える。花が咲くのは3月ごろ。収穫できるのは5月の上旬。
