Good For the Planet ＃グップラ、貧困の解消に向けた若者支援について。全国的にも珍しい夜中に開いている若者の居場所で家に帰れない、居場所がない事情を抱える若者たちの今を取材した。夜9時過ぎ、東京・豊島区にあるここは若者支援をするNPO法人が運営するヨルキチに続々と若者たちが集まる。18～25歳くらいの人が集まり、月2回夜9時から朝5時まで開放されている夜の居場所だという。集まってくるのは家に帰れない、居場所がない、事情を抱える若者たちで無料で利用でき過ごし方は自由でスタッフが仕事や必要な支援の相談に乗り行政の窓口につなぐこともある。この場所を始めたNPO代表の荒井さんは夜に不安定になるなどの子も多いが夜中に開いている居場所の支援は全国的にも珍しく利用する若者は増え続けていると話す。課題として「18歳以上の支援が足りていない、ある種自己責任みたいな形で片付けられてしまうことが多い」とした。20歳の男性は3歳から里親と暮らし20歳で児童相談所から里親を通じ自立を促され急に家を出ることとなった。専門学校卒業前に住む場所を失ったため公園で約1か月寝泊まりしていた時に荒井さんに出会い現在はNPO支援のシェアハウスで暮らしヨルキチに通っているという。今後は支援する側にまわるのは目標だと話した。