大分県特産の乾しいたけについて学ぶ教室が豊後大野市の小学校で開かれ子どもたちが駒打ち作業を体験した。この教室は豊後大野市椎茸振興会と豊肥地区林業振興部会が大野小学校で開き、3年生の児童20人あまりが参加した。子どもたちは、はじめに乾しいたけのうまみや栄養素それに作る過程などを教わったあと、地元の生産者と一緒にしいたけの菌をくぬぎの丸太につける駒打ちという作業を体験した。作業では丸太に開けた穴にしいたけの菌を付着させた木片を金づちでたたいて丁寧に打ち込んでいった。丸太には駒打ちをした子どもの名前を書いたテープが貼られていて生産者が持ち帰って世話をする。しいたけができ始める子どもたちが5年生になったおよそ1年半後、再び学校に持ってきて収穫体験をしてもらうことにしている。