2025年2月10日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース

出演者
八尋隆蔵 田代杏子 柴田拓 黒田信哉 戸部眞輔 羽隅将一 一柳亜矢子 木花牧雄 坂下恵理 都倉悠太 市来秋果 黒田賢 増村聡太 前川夏生 小野卓哉 
(オープニング)
オープニングトーク

オープニングの挨拶。

気象情報

青森の中継映像とともに全国の気象情報を伝えた。

キーワード
青森県
(福島局 昼のニュース)
週半ば以降は気温高く しばらく雪崩に注意を

今シーズン一番の強い寒気などの影響で県内では会津を中心に大雪が続き、記録的な積雪となっている所がある。午前11時の各地の積雪は只見町で2m75cm、檜枝岐村で2m52cm、会津若松市で95cm、福島市の茂庭で60cmなどと各地で平年を上回り、会津若松市では平年の3倍以上になっている。気象台によると強い寒気は抜け雪の降り方は弱まったが急激に積雪が増えた地域では雪崩が起きやすくなっている。さらに週半ば以降は気温が高くなると予想されていて、気象台はしばらくは会津と中通りでは雪崩に注意するよう呼びかけている。

キーワード
中通り(福島)会津若松(福島)会津(福島)只見町(福島)檜枝岐村(福島)茂庭(福島)
(新潟局 昼のニュース)
平地でも積雪急増 きょうも断続的に雪

今シーズン一番の強い寒気などの影響で県内では今月3日からきのうにかけて雪が強まり、新潟市などで記録的な大雪となったほか、平地も含め積雪量も急増した。新潟市東区にある発達障害などがある子どもの療育施設では、放課後デイサービスのほか未就学の子どもを朝から預かるサービスも行っているが、けさは雪のため送迎車を出せず、施設に来られなかった子どももいたという。長岡市にはきょうから一般の人や事業者が利用できる雪捨て場を開設された。新潟地方気象台によると大雪はピークを越え、冬型の気圧配置は次第に緩んでいるが、寒気の影響が残り、きょうも山沿いを中心に断続的に雪が降っている。平地を含めて積雪量も増えている。きょう午前10時現在の積雪の深さは津南町で3m30cm、魚沼市守門で3m25cmなどとなっている。きょうはこのあとも山沿いを中心に断続的に雪が降り、積雪量がさらに増えるところもある見込み。積雪量が増した地域では除雪作業中の事故に注意し、雪下ろしの際には複数人で作業をするなど安全対策の徹底を。また気象台は上越、中越、下越ではなだれに注意するよう呼びかけている。県内の鉄道に影響が出ている。JRによると上越線は小出駅と群馬県の水上駅の間で終日運転を見合わせる。磐越西線は馬下駅と福島県の会津若松駅の間で終日運転を見合わせる。飯山線は越後川口駅と長野県の戸狩野沢温泉駅の間で終日運転を見合わせる。只見線は大白川駅と福島県の会津若松駅の間で終日運転を見合わせる。

キーワード
上越線上越(新潟)会津若松駅十日町(新潟)只見線大白川駅守門(新潟)安塚(新潟)小出駅戸狩野沢温泉駅新潟地方気象台新潟市(新潟)新潟駅東区(新潟)水上駅津南町(新潟)湯沢町(新潟)発達障害磐越西線群馬県越後川口駅長岡市(新潟)長野県飯山線馬下駅
(札幌局 昼のニュース)
知内町 糖度や厚みが増す「一番ニラ」収穫最盛期

知内町は50年以上前からニラの栽培が始まり道内一の産地として知られる。ニラは年に数回収穫できるが、その年に初めて収穫される「一番ニラ」は厳しい寒さに耐え糖度や葉の厚みが増すことから人気を集めており、いま収穫の最盛期を迎えている。町内の農家・坂本さんの農業用ハウスでも1月~一番ニラの収穫が始まりきょうもニラの葉にハリがある早朝から丁寧に刈り取っていた。JA新函館によると、町内では去年質の高いニラが出荷でき、販売額は過去最高の17億円余にのぼったという。一番ニラの収穫は5月まで行われ、全国各地へ出荷されるという。

キーワード
ニラ新函館農業協同組合知内町(北海道)
(山形局 昼のニュース)
「雪中軟白ねぎ」収穫最盛期

「雪中軟白ねぎ」は長ネギの白い部分・白根を黒いシートで覆って日光を遮ることで長くしたもので、柔らかい食感と強い甘みが特徴。鶴岡市農業協同組合によると、鶴岡市では約70軒の生産者が栽培しており、このうち鶴岡市水沢の五十嵐さんの農業用ハウスでは長さ約1メートルに育ったねぎを土から掘り出していた。そして余分な皮・葉を落とすなどした後、70センチほどに切りそろえて出荷した。今シーズンの雪中軟白ねぎの生育は順調で、出荷量は例年並の約100トンを見込んでいるという。雪中軟白ねぎの収穫は4月上旬まで続き、首都圏や県内を中心に出荷される。

キーワード
水沢(山形)豚肉雪中軟白ねぎ鶴岡市農業協同組合鶴岡(山形)
NHK NEWS WEB
震災の教訓と課題 警察官の証言

「NHK NEWS WEB」サイトから特集記事を紹介。「『もっと救えた命があった』警察官の証言から見えた教訓と課題」という記事について。6,434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から30年。教訓を次の世代に伝えようと大阪府警察本部は被災地で活動した警察官を対象に初のアンケート調査を行い、845人から回答が寄せられた。震災直後に救助活動などに携わった警察官からは「埋まっている手を握り冷たければ後回しにした」「無念の気持ちで涙が止まらなかった」などの気持ちが綴られていた。アンケートで「活動の中で感じた課題」について尋ねたところ最も多かったのが「環境・衛生面」の33%、次いで「技術・資機材」「移動・連絡」がそれぞれ21%だった。阪神・淡路大震災をきっかけに全国の警察に設けられたのが「広域緊急援助隊」。大阪府警には現在350人余が在籍し、隊員らがいざという時に資機材が使えるよう訓練を繰り返している。アンケートでは震災から30年が経ち救助活動に必要な資機材の整備が「十分進んだ」「ある程度進んだ」と回答した警察官は合計で8割に達した。一方で、「技術が進歩しても資機材が使えるのは一部だけで、末端まで行き渡っていない」という声もあった。若手警察官に震災の経験をどう伝えていくのか。大阪の警察署の中には被災地の活動を経験した署長が毎月1回の訓練を提案。臍帯が言おうが専門ではない若手警察官に参加してもらい、資機材の使い方・救助の手順を確認させるなど、災害時の心構えを直接伝えているところもある。

キーワード
NHK NEWS WEB大阪府警察阪神・淡路大震災
(松山局 昼のニュース)
きょうで24年「えひめ丸」事故 高校で追悼式

2001年2月10日、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」がハワイ沖でアメリカ軍の原子力潜水艦に衝突されて沈没、生徒など9人が犠牲となった事故から24年。高校で追悼式が開かれ、遺族や生徒に加え関係者が参列。川野光正校長が犠牲者の名前を読み上げたあと生徒に向けて「つらく悲しい出来事があったことを忘れず命の尊さを考える機会にしてこれからの人生を歩んでほしい」と述べた。参列者たちは犠牲者を悼んで慰霊碑の前に設けられた献花台に白い菊の花を供えて手を合わせた。

キーワード
えひめ丸川野光正愛媛県立宇和島水産高等学校
(仙台局 昼のニュース)
人工衛星活用の漏水調査 宮城・福島で共同実施へ

全国で上下水道管の破損が原因とみられる陥没事故が相次ぐ中、宮城県と福島県内の市町村などは人工衛星を活用した水道管の漏水調査を共同で行うことになった。先月、埼玉県八潮市で下水道管の破損が原因とみられる大規模な道路陥没が起きるなど、全国では水道管の点検作業などが追いついていないのが現状。宮城県や福島県と蔵王町、いわき市など両県の9市町村と石巻市周辺に水道水を供給する石巻地方広域水道企業団は水道管の漏水調査を共同で行うことになり、県庁で基本合意を結んだ。人工衛星を活用することで、これまで調査員が手作業で行っていた漏水調査の時間・人件費の削減につながるという。また、共同で発注することで、通常コストの半分ほどで調査可能だという。村井知事が「一緒にやることで効率化できると考えた」などコメント。

キーワード
いわき市八潮市(埼玉)宮城県村井嘉浩石巻地方広域水道企業団石巻市福島県蔵王町
支援学校と小学校 神楽や太鼓で交流

山元町の特別支援学校の小中学生と近くの小学校の児童が神楽や太鼓を通して交流を深める授業が行われた。県立山元支援学校で行われた交流授業には小学部と中学部の児童生徒23人と近くの坂元小学校の4年生11人が参加した。初めに小学校の子どもたちが町の伝統の神楽を披露した。支援学校の子どもたちは神楽の踊りや太鼓を教えてもらいながら体験していた。このあと、支援学校の子どもたちは町内の和太鼓グループに教えられた太鼓を披露した。

キーワード
宮城県立山元支援学校山元町立坂元小学校山元町(宮城)
(名古屋局 昼のニュース)
国の重文 愛知 西尾「鳥羽の火祭り」

愛知県西尾市鳥羽町で燃え盛るたいまつから供え物を取り出す伝統の鳥羽の火祭りがきのう行われた。鳥羽の火祭りは西尾市鳥羽町におよそ1200年前から伝わる伝統の祭りで国の重要無形民俗文化財に指定されている。会場の神社には、地元の男たちおよそ80人が集まりたいまつに火がつけられると町の東西2つの地区に分かれて、神男と呼ばれることし厄年を迎えた男性を中心にたいまつの中へ次々に飛び込んだ。男たちは、たいまつにある神木と十三縄と呼ばれる供え物を取り出そうとたいまつを揺すったり木でつついたりして競い合っていた。祭りでは、たいまつの燃え方でその年の天候を占うほか先に供え物を手にして神社に奉納した地区が豊作になるといわれている。

キーワード
鳥羽の火祭り鳥羽町(愛知)
(長野局 昼のニュース)
幻想的な光で彩る 長野灯明まつり

長野駅から善光寺にかけての街中を幻想的な光で彩る恒例の長野灯明まつりが開かれた。長野灯明まつりは長野オリンピックパラリンピックを記念して始まり、平和への願いを込めて毎年開かれていて、ことしで22回を数える。初日の7日にはカウントダウンのあと善光寺の山門などがライトアップされた。本堂では、ライトアップの光がオリンピックの五輪の色に変化し訪れた人たちが、幻想的な景色を楽しんでいた。長野灯明まつりはあす午後9時まで開催される。

キーワード
オリンピック善光寺長野オリンピック長野パラリンピック長野灯明まつり長野駅
列車ニュースアップ
かんきつの島でレモンをまるかじり

今回は、リポーターが旬の食材を畑でまるかじりしたりおいしい食べ方を紹介している広島局のコーナーを紹介。広島県はレモンの収穫量が全国のおよそ5割を占めて日本一。特に生産が盛んなのが尾道市の瀬戸田町。祖父の代から代々高根島で柑橘を栽培している生産農家を取材した。レモンは、寒くなると黄色く色づき、果汁や甘みが増してくるという。高根島は傾斜地が多く、ほどよく水分が抜けるため、味の濃いレモンに仕上がるということ。この地域では、農薬をできるだけ減らした皮まで安全なレモンを栽培し、「せとだエコレモン」として2008年にブランド化された。瀬戸内は病気の原因となる雨・風・台風が起こりにくいため、減農薬に成功したという。また、肥料に牡蠣の殻を使うことで、丈夫な木が育るという。瀬戸田のレモンの美味しい食べ方は、レモンをたっぷり使った「レモン鍋」や、ご飯に混ぜた「レモンご飯」など。今月下旬、沿道でレモンを持った人が応援する「せとだレモンマラソン」や、レモングルメを楽しむ「せとだレモン祭」を開催。

キーワード
せとだエコレモンせとだレモンマラソンせとだレモン祭ビタミンCレモンレモンご飯レモンピールレモン鍋広島県日本放送協会瀬戸田町(広島)牡蠣高根島
(鹿児島局 昼のニュース)
“旬を全身で” サワーポメロ湯

鹿児島・いちき串木野市の温泉施設で旬を迎える特産のサワーポメロを湯船に浮かべる「サワーポメロ湯」のサービスが行われた。サワーポメロは甘みと酸味のバランスのよさが特徴で、いちき串木野市の温泉施設ではきのう営業開始前に支配人が近所の生産農家から分けてもらった直径およそ10センチから20センチのサワーポメロおよそ80個を湯船に浮かべた。温泉にはサワーポメロの爽やかな香りが広がり早速、訪れた客が全身で楽しんでいた。サワーポメロ湯はいちき串木野市内の複数の温泉施設でも今月中の土日と祝日などに行われる予定。

キーワード
いちき串木野市(鹿児島)サワーポメロ冠岳温泉日本放送協会
アマミノクロウサギなど 3島に分かれた順序・時期解明

富山大学などの研究チームはアマミノクロウサギなど奄美大島や徳之島、沖縄本島にのみ生息する固有種の遺伝子を解析しそれぞれの種が3つの島に分かれた順序や時期を解明したと発表した。富山大学などの研究チームは、奄美大島や徳之島沖縄本島の固有種で絶滅危惧種に指定されているアマミノクロウサギ・ケナガネズミ・トゲネズミの3種について、遺伝子情報を解析し島ごとに生息する集団が互いにどのような遺伝関係にあり、いつ分岐したのか調べた。その結果、どの種も島ごとの集団はそれぞれ遺伝的に独立しているものの分岐した順序や時期は種によって異なっていることが分かったとい、このうちトゲネズミは、およそ500万年以上前に奄美大島、徳之島のグループと沖縄本島で分かれ、その後、奄美大島と徳之島でおよそ100万年以上前に分かれたと推定されるということだ。一方、アマミノクロウサギとケナガネズミは、いずれもおよそ12万年以上前に島ごとに分岐したと推定され、時期の違いはあるものの、いずれの種も数十万年もの間、島ごとに隔離されたまま現在まで生き残ってきたことが明らかになった。研究チームの1人の木下豪太助教は「それぞれの種が歩んできた歴史の共通点や違いを比較できたことに大きな意味がある。今後、これらの種の保全に生かされていくことを期待している」とコメントしている。

キーワード
アマミノクロウサギケナガネズミトゲネズミ奄美大島富山大学徳之島木下豪太沖縄本島
(大分局 昼のニュース)
“特産の乾しいたけを学ぼう” 小学生たちが駒打ち体験

大分県特産の乾しいたけについて学ぶ教室が豊後大野市の小学校で開かれ子どもたちが駒打ち作業を体験した。この教室は豊後大野市椎茸振興会と豊肥地区林業振興部会が大野小学校で開き、3年生の児童20人あまりが参加した。子どもたちは、はじめに乾しいたけのうまみや栄養素それに作る過程などを教わったあと、地元の生産者と一緒にしいたけの菌をくぬぎの丸太につける駒打ちという作業を体験した。作業では丸太に開けた穴にしいたけの菌を付着させた木片を金づちでたたいて丁寧に打ち込んでいった。丸太には駒打ちをした子どもの名前を書いたテープが貼られていて生産者が持ち帰って世話をする。しいたけができ始める子どもたちが5年生になったおよそ1年半後、再び学校に持ってきて収穫体験をしてもらうことにしている。

キーワード
しいたけ豊後大野市椎茸振興会豊後大野市立大野小学校豊後大野(大分)豊肥地区林業振興部会
季節の映像
地震後に生まれた命 石川 能登町

能登半島地震のあとに生まれた子牛たちの様子を紹介。能登町の山あいにある牧場。能登半島地震により断水や牛舎に大きな被害が出た。西出牧場の西出さんは「いずれ大きくなったらお乳を搾って、その牛乳で沢山の人が喜んでくれたらと思っています」と話した。

キーワード
令和6年 能登半島地震能登町(石川)西出牧場
(気象情報)
気象情報

現在の静岡の様子を紹介したあと、全国の天気予報を伝えた。

キーワード
富士山静岡県
(エンディング)
エンディングトーク

一柳さんらは「このあとはテレビ体操です。最新のニュースを挟んで午後2時5分から引き続き列島ニュースをお伝えします」と話した。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.