今回は、リポーターが旬の食材を畑でまるかじりしたりおいしい食べ方を紹介している広島局のコーナーを紹介。広島県はレモンの収穫量が全国のおよそ5割を占めて日本一。特に生産が盛んなのが尾道市の瀬戸田町。祖父の代から代々高根島で柑橘を栽培している生産農家を取材した。レモンは、寒くなると黄色く色づき、果汁や甘みが増してくるという。高根島は傾斜地が多く、ほどよく水分が抜けるため、味の濃いレモンに仕上がるということ。この地域では、農薬をできるだけ減らした皮まで安全なレモンを栽培し、「せとだエコレモン」として2008年にブランド化された。瀬戸内は病気の原因となる雨・風・台風が起こりにくいため、減農薬に成功したという。また、肥料に牡蠣の殻を使うことで、丈夫な木が育るという。瀬戸田のレモンの美味しい食べ方は、レモンをたっぷり使った「レモン鍋」や、ご飯に混ぜた「レモンご飯」など。今月下旬、沿道でレモンを持った人が応援する「せとだレモンマラソン」や、レモングルメを楽しむ「せとだレモン祭」を開催。