知内町は50年以上前からニラの栽培が始まり道内一の産地として知られる。ニラは年に数回収穫できるが、その年に初めて収穫される「一番ニラ」は厳しい寒さに耐え糖度や葉の厚みが増すことから人気を集めており、いま収穫の最盛期を迎えている。町内の農家・坂本さんの農業用ハウスでも1月~一番ニラの収穫が始まりきょうもニラの葉にハリがある早朝から丁寧に刈り取っていた。JA新函館によると、町内では去年質の高いニラが出荷でき、販売額は過去最高の17億円余にのぼったという。一番ニラの収穫は5月まで行われ、全国各地へ出荷されるという。