- 出演者
- 福井慎二 丹沢研二 瀬戸秀夫 宮島大輔 兼清麻美 浅野達朗 鈴木聡彦 坂下恵理 安藤佳祐 鳥山圭輔 齋藤湧希 塩崎実央 福元まりあ 綱秀一郎
オープニングの挨拶。
NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」からおすすめの特集記事を紹介。30年前の阪神淡路大震災で道路や鉄道はあちこちで寸断され、神戸は陸の孤島になった。陸路が寸断された非常事態に神戸市はタグボートや観光船を運航する海運会社に緊急の依頼を出した。発災から2日後、要請を受けた海運会社は観光船3隻で代替輸送を始めた。旅客船の船着き場には情報を聞きつけた被災者が押し寄せ長い列が出来た。船を持つ人が増えるのに応え、神戸の旅客船会社は次々に運航を始めた。航路は大阪や淡路島、明石方面などに広がり1〜4月までの間に60万人以上が利用。海の道が被災者の生活を支える命の道となった。海運会社の渡辺真二さんは「協力し合わないとあの危機は乗り越えられなかった。神戸港の船乗りの思いが一つにまとまっていた」と話す。
“きっかけ食堂”は東日本大震災の支援のために11年前に京都の大学生が始めた。月1回、東北の食材を食べながら東北を思うというもの。この活動は、京都から全国へ広がり仙台市でも毎月開かれている。能登半島地震から1年となった先月は、東北ではなく能登半島地震の被災地がテーマになった。
先月11日、仙台市で開かれたきっかけ食堂。能登で水揚げされたブリとイカの刺身や、特産の魚しょう「いしる」を使った「いしる鍋」など、能登産の食材を使った料理が提供されている。集まった30人ほどの客が舌鼓をうった。もともと東日本大震災の支援のために始まった「きっかけ食堂」は京都、東京、仙台で、今も毎月開かれている。仙台の運営メンバーの一人、佐々木彩乃さんは東京出身で、この取り組みを通じて東北に興味を持ち、宮城県に移住した。今回は能登産の食材を使おうと決めた佐々木さんたち。「仕入れ」のため、能登の生産者を訪ねた。石川・珠洲市で昔ながらの塩作りをしている会社では話を聞きながら、その場で仕入れた。食材を深く知るとともに、それを作る「人」との関係も大事にしている。輪島市では、未だ壊れたままの家、ブルーシートのかかった家が目立っていた。輪島市で訪ねたのは、サツマイモを作っている農家の下野昭治さん、沙綾香さん夫婦。
仙台に戻り、きっかけ食堂当日。輪島市の下野さんのサツマイモは「さつまいもサラダ」「さつまいもとちくわの塩バター炒め」にした。佐々木彩乃さんは、能登で会った人や見たものを写真で報告する。サツマイモ農家の下野さん夫婦もオンラインで登場し地震当時のことを語った。
広島県、JA、食品メーカーが連携して開発したレシピは4種類あり、「時短」をキーワードに広島県産のチンゲンサイと白ネギ、わけぎが使われいる。このうち白ネギと鶏肉をフライパンで炒めた焼き鳥は、オイスターソースのみの味付けで、今が旬のネギの甘みを味わうことができる。県によると、大人の1日あたりの野菜の摂取量は350グラムが目標とされているが6年前、広島県民に行った調査では平均で250グラム余りにとどまったという。お披露目されたレシピは、県内のスーパーの野菜売り場などでPRする。
秋篠宮妃の紀子さまきょうの午後、盛岡市で開かれる結核予防全国大会に出席するため、きのうから一泊二日の日程で岩手県を訪れている。きょうは大会への出席を前に午前中、盛岡市北飯岡にあるヘルスケア関連企業の集積拠点を視察された。この集積拠点は、新たな製品や事業を生み出すことを目的に5年前に開所した拠点で、紀子さまは企業の担当者から電動のピペットや新型コロナウイルスの抗原検査キットなどの製品の説明を受けたあと、事故や病気で片手がまひした患者のリハビリに使うための機器を実際に体験されていた。
詩人で童話作家の宮沢賢治の直筆の原稿などを展示した特別展が、出身地の岩手・花巻市で開かれている。この特別展は宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」と、詩集「春と修羅」が去年で出版から100年を迎えたのを記念して「宮沢賢治記念館」が開いている。会場には賢治の直筆原稿が展示され、このうち400字詰の原稿用紙2枚は「注文の多い料理店」を書いているときに書き損じたものとみられ、ブルーブラックのインクで物語りの一部が記されている。また、童話「山男の四月」の直筆原稿には、文章を追加したり書き換えたりした場所が複数みられ、創作の過程を伺うことができる。このほか初版本や出版を知らせるチラシなど貴重な資料が展示されている。この特別展は今月9日まで、花巻市の「宮沢賢治記念館」で開かれている。
このあとはテレビ体操。14:05から再び列島ニュース。