NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」からおすすめの特集記事を紹介。30年前の阪神淡路大震災で道路や鉄道はあちこちで寸断され、神戸は陸の孤島になった。陸路が寸断された非常事態に神戸市はタグボートや観光船を運航する海運会社に緊急の依頼を出した。発災から2日後、要請を受けた海運会社は観光船3隻で代替輸送を始めた。旅客船の船着き場には情報を聞きつけた被災者が押し寄せ長い列が出来た。船を持つ人が増えるのに応え、神戸の旅客船会社は次々に運航を始めた。航路は大阪や淡路島、明石方面などに広がり1〜4月までの間に60万人以上が利用。海の道が被災者の生活を支える命の道となった。海運会社の渡辺真二さんは「協力し合わないとあの危機は乗り越えられなかった。神戸港の船乗りの思いが一つにまとまっていた」と話す。
住所: 兵庫県神戸市中央区加納町6-5-1
URL: http://www.city.kobe.lg.jp/
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