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「象頭山」 のテレビ露出情報

続いてやって来たのは瑠璃光寺。案内してくれるのは山口大学・経済学部教授の武本ティモシーさん。イギリス・ロンドン出身、山口在住21年。山口の日常風景を撮影し、そこに垣間見える“日本人のこころ”について考えてきたという。瑠璃光寺の住職は渡邉博志さん。まずは閻魔像。武本ティモシーさんが衝撃を受けたのが閻魔像が持っていた鏡。浄玻璃の鏡といい、生前の行いがありのままに映し出されるという。武本ティモシーさんは「鏡の中に日頃の行いが映像として収録されているという伝統は僕の中にはない。そこに驚いた。」と話した。自分の行いが常に見られているという日本人のこころの在り方を表しているようで印象的だったという。数年前に鏡はなくなってしまったため、武本ティモシーさんは本来の姿に戻したいとお寺の許可を得て新しい鏡を寄進した。続いて向かったのは境内の奥。階段を上った先には約70の弘法大師の像があった。武本ティモシーさんは「被っている赤い帽子が日本人の心の優しさ。石像ではあるが、心があるとすると生きているものでもある。そういう感覚を持っている方がこの帽子を被せてくれたのではないか。」と話した。続いて向かったのは山口県警察体育館。柔道場と剣道場があり、この日は剣道が行われていた。武本ティモシーさんは「自分の精神を鍛えるというのは聞いたことがない。イギリスに輸出したい。」と話した。旅の終わりにやって来たのは象頭山。山口市を全望できる場所がある。

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