石破茂総理大臣が裏金問題に関わった議員について、衆院選での比例重複立候補を認めない方針を示した。衆院選に出馬しない考えを明らかにする議員も出ている。越智隆雄衆院議員は「今回の選挙は立候補しない。事務所は適切に経理処理をしてきたが、現実には不記載議員として扱われている。これを理解していただくのは大変なことで短期間では難しい」と説明。越智衆院議員は2017年、2021年に小選挙区で落選し比例で復活当選している。越智議員は比例との重複が認められないこととは無関係としている。
おととい、石破茂総理大臣は裏金議員の一部を自民党公認としない方針を打ち出した。自民党東京都連では3人が非公認の見通し（党役職停止1年・萩生田光一元政調会長、党役職停止1年・平沢勝栄元復興大臣、党役職停止1年・下村博文元文科大臣）。自民党東京都連・井上信治会長は「公認申請、政見放送の収録も終わっている。もう少し早く決断してほしかった」と話す。萩生田元政調会長は政治倫理審査会に出席せず非公認の対象となった。