猛暑の影響などで今が旬の夏野菜が高値になっている。東京都中央卸売市場のまとめによると、今月22日までの1週間を去年の同じ時期と比べると、トマトが33%、ピーマンが31%、とうもろこしが30%など、それぞれ高くなっている。物価高の中、家計のさらなる負担になっている。東京・立川市の農園を営む小山三佐男さんは、ことしの猛暑で夏野菜の多くが深刻な影響を受けた。しおれて変わり果ててしまったトマト。暑さの影響で、出荷量は例年と比べて3割減った。この農園では、銀色のシートを張り、地面の温度を上がりにくくする対策を取ったが、対応しきれなかった。小山さんは「ことしはトマトの被害が甚大。熱をあげることはできても、下げることはできない。自然には勝てない」と語った。
メニューの価格を据え置くため、独自の工夫を凝らすレストランも。例えば、12種類の野菜をメインにした人気のサラダバー。レタスの量を減らして、ケールといったふわっとして葉が潰れにくく、盛りつけると見栄えがよい野菜の量を増やしたり、高値が続く生のトマトに代えて、価格の安定しているトマト缶を使って煮込んだ豆を提供。レストラン・保科貴晋店長は「極力コストは押さえつつ、品数も今の状態をキープしながら提供していきたい」と語った。
メニューの価格を据え置くため、独自の工夫を凝らすレストランも。例えば、12種類の野菜をメインにした人気のサラダバー。レタスの量を減らして、ケールといったふわっとして葉が潰れにくく、盛りつけると見栄えがよい野菜の量を増やしたり、高値が続く生のトマトに代えて、価格の安定しているトマト缶を使って煮込んだ豆を提供。レストラン・保科貴晋店長は「極力コストは押さえつつ、品数も今の状態をキープしながら提供していきたい」と語った。