新潟市が主催するイベント「がたふぇす」に県外からも多くの人が参加した。更に世界およそ40の国と地域から2万4000人が参加した「新潟国際アニメーション映画祭」も行われるなど今、新潟市が漫画アニメで大きな盛り上がりを見せている。「うる星やつら」などで知られる高橋留美子をはじめ「【推しの子】」の赤坂アカ、「るろうに剣心」の和月伸宏など有名漫画家を多く輩出してきた新潟。市の人口が減少し続ける中、地域活性の起爆剤になればと漫画アニメ文化の推進を政策として実施している。市内にあるアニメ制作会社エイトビットでは現在放送中のアニメ「転生したらスライムだった件」の作画を担っている。本社は東京にあるが新オフィス設立の費用などで新潟市が補助金を交付。2021年に市内に誘致した。ほとんどのスタッフが移住してきた。現在、市内には5つのアニメスタジオがあり、公開中の「劇場版ハイキュー！！」や「ブルーロック」など話題作の制作に携わっている。新潟市がこうした政策を進める中2021年には国内唯一漫画家やアニメーターを育成する4年生の専門職大学も誕生。将来は誘致したアニメ会社などでクリエーターとして活躍することを期待している。