能登半島地震の発生から半年となったきのう、被災地では地震の発生時刻に合わせ犠牲者に黙とうが捧げられた。最大震度7を観測し、大規模な火災が起きた石川県輪島市の朝市通り。公費解体が進められる中、地震発生の午後4時10分に合わせて黙とうが捧げられた。4月に全線開通したのと鉄道では、短冊に願いが込められた。「たくさんの人に助けてもらってる」や「一日も早く復旧して、復興できたらいい」などと、各地の避難所でも手を合わせる人たちの姿が見られた。能登半島地震では、手続き中の災害関連死を含めて亡くなった人は299人。避難所には、いまだに2086人が身を寄せている。