この3連休、暖かい陽気が続き花見シーズンが近づいてきた。静岡県では早くも河津桜が見頃を迎えている。東京都でも来月下旬にはソメイヨシノの開花が予想されている。江東区の都立辰巳の森緑道公園では、毎年さくらまつりが開かれるが、今年は桜の木が20本ほど伐採されることになった。その理由について東京都海上公園課の大久保貴子課長は、クビアカツヤカミキリの被害があり倒木の危険があると説明。特定外来生物であるクビアカツヤカミキリはサクラやウメなどの幹に卵を産み付け、幼虫が木の中を食い荒らす。夏に成虫になると、穴から出てきてほかの木に移っていく。被害はこの公園だけでなく、去年11月の時点で全国16都府県に広がっている。日本樹木医会の小林明理事によると、いつ爆発的に広がってもおかしくない状況にあるという。群馬県では、おととしだけで300本以上のサクラを伐採した。これまで薬剤による駆除に補助を出してきたが、被害の拡大を止めるのは難しいと判断し、来年度からは伐採に切り替える方針。辰巳の森緑道公園ではきょうとあす、住民向け説明会が開かれる。東京都は伐採した場所に新しいサクラを植える方針。
住所: 東京都江東区辰巳
