農林水産省は、放出を決めている21万トンの備蓄米のうち、初回の15万トンについて、購入の申し込みをきのう午前10時に締め切り入札を開始した。円滑な流通目的での備蓄米の放出は初めてのことで、落札分は今月半ばに業者に引き渡され、下旬にもスーパーなどに並ぶ見通し。農水省は残る6万トンについても入札の準備を進めている。コメの価格は備蓄米放出が決まった後も上がっていて、農水省は今回の放出で流通の改善が見られない場合、追加で放出することも検討している。
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