業者間で取引された先月の米価は60kgあたり2万5876円で、去年同月より約1万円高かったものの前月よりは約600円安く、8カ月ぶりに下落した。農林水産省は「備蓄米の取引が始まったことが全体の価格を押し下げた」とした上で、「今後も備蓄米放出を予定していることが不安解消につながるのではないか」としている。一方、先月17日からの2週間で小売や外食業者などに届いた備蓄米は、物量業界の繁忙期だったことなどから461トンにとどまった。
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