都内の鮮魚店では美味しそうな海の幸が並ぶ。日本では昔から海産物は大事な食材だが価格は上昇するばかり。価格上昇の要因は色々ある。深刻な人手不足に地球温暖化の影響でとれる魚が減少。また世界的な魚ブームもあり、熾烈な争奪戦が起きている。日本の水産物生産量は、40年前のピークから、生産量は7割に減少。安定した生産量が見込める養殖を増やすことが課題。宮城県・女川町は養殖ギンザケは国内生産量のおよそ8割を生み出している。ギンザケ養殖漁業者の阿部壮大さんは、毎日朝と夕方には沖に出てエサを与えている。エサへの食いつきで魚の健康状態をチェック。ギンザケが海水温20℃を超えると食欲が落ちて死んでしまう。そのため養殖であっても安定供給が難しい。この窮地に水産業の復活を掲げる企業が京都大学に誕生した。切り札はこれまでの常識を打ち破る最先端技術にある。その先頭に立つのが梅川忠典さん。
