農林水産省は今日、今月15日時点の10アール当たりの収穫量見通しを都道府県ごとに発表した。それによると北海道や新潟県など24の道府県が例年の平均を「やや上回る」となったほか、宮城県や秋田県など19の都と県が「平均並み」だった。田植えの時期以降、全国的に気温が高く日照時間も長かったことが要因だとしている。一方、先月から今月にかけての日照不足や大雨などの影響がみられている青森県、岩手県、千葉県は平均を「やや下回る」となった。この時期に作柄が公表されない沖縄県を除く46の都道府県のうち、43で平均以上の見通しとなり、関係者の間では「ことしのコメの生育状況は順調だ」という見方が広がっている。コメをめぐっては、農林水産省が7月下旬に示した生産量の見通しでは、例年並みの作柄でも732万トンと、需要の見通しを20万トン以上上回る見込みが示されている。現段階では順調な生育状況となっていることで、今後、本格的に出回る新米の価格に与える影響が注目される。
