フィリピン政府のコメの輸入停止は効果があるのか?専門家はコメの価格の上昇につながる可能性があるとの見方を示している、農家にとってはプラスになるとみられる。今年は豊作で国内の収穫量が増えたことや、大量のコメを輸入していることを鑑みて、輸入停止を決めたという。政府は今年5月から高齢者やシングルマザーを対象に、1キロ50円ほどという市場価格の半分ほどでコメが購入できる対策に踏み切った。フィリピンでは機械化が進んでいない地域があり、生産性の向上が大きな課題となっている。政府は生産性を上げるために年間250億円ほどを機械化に割り当てている。