東京・銀座にある養殖魚専門店で“白身のトロ”と言われるほど甘みのある脂が乗り、とろけるような食感が味わえる高級魚ノドグロ。このノドグロが生まれたのは大学。近畿大学は今月、人工ふ化で育てたノドグロが産んだ卵をまた育てる完全養殖に世界で初めて成功したと発表。きょうから近畿大学水産研究所 銀座店では人工ふ化させた養殖ノドグロを2週間限定での提供を始めた。今回提供される「近大ノドグロ姿焼き」の値段は1800円。天然ノドグロの姿焼きは都内専門店で1万円近い価格と高級品。割安感のある養殖のノドグロだが、完全養殖のものが食卓に並ぶのは7、8年後になるといい、高級魚がお得に食べられる日が来るかもしれない。近大マグロで知られる近畿大学は次はアナゴやハモの完全養殖を目指している。
