いよいよ明日、決勝を迎える。全国高校サッカー選手権大会。茨城代表明秀日立の阿部巧実(3年)。中心メンバーとして7番を背負いチームを牽引していたが茨城大会の前に、けが、最後の選手権出場を諦めサポートに回る決意をした。阿部の背番号7を引き継いだのが1年生の六崎蓮太。初戦となる2回戦・近大和歌山戦では阿部の思いを背負った六崎が猛烈なミドルシュートを決め2−0で勝利。見事、ベスト8まで勝ち上がった。聖地国立の切符をかけた東海大相模との準々決勝では1−2で惜しくも敗退。涙を乗り越え次のステージへ歩き出した背番号7の2人。