- 出演者
- -
オープニング映像。
明日、第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝 桐蔭学園×東海大大阪仰星の試合が行われる。
2大会連続22回目の出場、前回王者の桐蔭学園。高校日本代表候補7人をようし、ここまで駒を進めてきた。その姿は東野横綱。注目は申驥世主将。花園の頂点を知る男が優勝の経験と勝ち方をチームに伝える。選手としても攻守の要として体を張りチームを牽引。大型で個の力が際立った去年のチームと比べ、今年のチームはやや小型化した。取り組んだことは基礎練習の徹底。スピードとパススキルを徹底的に磨いてきた。早いパス回しの中でもボールを落とさない基礎の徹底こそが桐蔭学園の伝統つなぐラグビー。
桐蔭学園の初戦の相手は流通経済大柏。注目は申驥世。トライを何度も奪う圧巻の運動量をみせた。続く3回戦は山梨学院。圧倒し完封勝利した。準々決勝の相手は大阪桐蔭。優勝候補同士の対決となった。この試合で躍動したのは丹羽雄丸。相手の意表を突く多彩なキックを連発。準決勝は国学院栃木。
廣瀬俊朗さんが桐蔭学園のキープレイヤーに丹羽雄丸をあげた。ポイントは巧みなキックを使い分ける。対するは3大会ぶりの優勝を目指す東海大大阪仰星。
6大会連続24回目の出場の東海大大阪仰星。チームをまとめるのは高校日本代表候補の吉田琉生選手。吉田選手は秋田県男鹿市出身で4歳からラグビー生活。離れて感じた家族の存在は一度しずんだ吉田選手の心を明るくした。
迎えた花園の初戦の相手は佐賀工。勝利に導いたのは吉田琉生のパス。2回戦は報徳学園。この試合でも吉田のパスが冴えわたる。準々決勝の相手は東福岡。吉田のロングパスでトライが決まり東福岡を退けた。そして大阪対決となった常翔学園戦。今度はキックでチャンスメイク。
廣瀬俊朗さんが東海大大阪仰星のキープレイヤーに吉田琉生選手をあげた。ポイントは局面打開の飛ばしパス。
第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会を振り返った。
大谷亮平が「高校ラガーにとって花園は夢の舞台。そのために練習してきて一番輝いている瞬間を立ち会えたのは幸せ」などと語った。
明日行われる第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝は桐蔭学園vs東海大大阪仰星。決勝の模様は午後1時55分からお届け。
エンディング映像。