北海道の食材を中心に海の幸が楽しめる東京都内の飲食店。中でも人気だった国産サケの価格が高騰しているという。そのため「根室食堂 尾山台店」では現在海外産のサケに切り替えて提供しどうにか採算がとれる状況だという。東京・豊洲市場の国産のサケ1kgあたりの値段は直近10月の平均は1902円と1年前にくらべ1.4倍になっている。背景には秋サケの記録的不漁。全国のサケの来遊量の9割以上を占める北海道での今季の漁獲量は今年11月末時点で約561万尾(去年11月末約1562万尾)。北海道立総合研究機構によると、今季予測される北海道の河川と海両方の来遊量も平成以降で最も少ない予測となっている。サケの不漁について専門家は海水温の上昇が一番の理由だという。こうした中北海道・標津町では1991年から続く「秋サケ無料配布」を2年連続配布中止。来年以降も再開のメドがたっていない。影響はいくらにもでており、価格が大幅に高騰。豊洲市場の1kgあたりの卸売価格は去年10月4208円に対し今年10月は7039円と前年比で約1.7倍となっている。今後についても当たり前に買えるものではなくなってくる可能性があるという。
