野村証券・後藤祐二朗氏によるきょうのドル円の予想レンジは152.50円~153.50円。週末の米中協議で両国の歩み寄りが見られた印象で、市場心理にプラスと思われ、本日もドル円相場は153円前後の高止まりが続く予想。注目は「アメリカの利下げ打ち止め感の台頭はあるか」。今週は日米の金融政策決定が予定され、米国では25ベーシスポイントの利下げが確実視される一方、日本では据え置きが想定されている。FRBへはQT停止への期待も高まっている。後藤氏は「利下げ打ち止め感の台頭には時期尚早」と意見を述べた。9月FOMCでの利下げ再開後、市場の利下げ織り込み低下とともにドルが反発している。しかし昨年9月の利下げ開始後と比較すると、ドル高の勢いは弱い状況。今回、米中摩擦や米地銀をめぐる信用不安もあり、足元の株価の上昇は鈍くなっている。米国の5年債利回りは足元では低下傾向。今後、来年に向けて米政策金利3%以下まで低下することも予想される状況で、ドル安が長期化する可能性が大きいだろう。
