米国商務省が発表した8月の小売売上高は前の月から0.1%のプラスとなり、市場予想のマイナス0.2%を上回った。ネット通販が1.4%伸びた。一方で、自動車と自動車部品はマイナス0.1%だった。日本時間あさって公表される金融政策を決めるFOMCでは、0.5%での大幅な利下げが決まるのか、0.25%での通常の利下げに留まるかが焦点だ。市場では、大幅な利下げに踏み切るとの見方が多数となり、その構図がほぼ固まった。為替市場では、やや円安ドル高が進み、一時141円台をつける場面があった。現在は、140円90銭台となっている。