楽天証券経済研究所・愛宕伸康氏、ソニーフィナンシャルグループ・尾河眞樹氏を紹介。アメリカの9月輸入物価指数がずいぶん下がったことについて尾河氏は、9月はドルが下落していたが、原油価格も下落していた。こういう所が影響しているのではないか。アメリカの輸入物価指数は、今年はトレンドとして上昇傾向にあったが、中国のデフレ、輸出なども影響しているのか、直近では上げに歯止めがかかってきているのでは。物価の下がりすぎも警戒しつつ、利下げを支持するようなFOMC・ウォラー理事なども出てきている。アメリカの輸入物価の安定は金融政策を予想するうえでも重要になってくる。政策の転換点の時は強弱両方の経済指標が出てくるため、意見が割れてもしょうがないのではなどと解説した。