円相場が一時期、1ドル154円台をつけた。34年ぶり円安水準更新となった。15日の外国為替市場で、円相場は円安が加速し、154円40銭台となった。きっかけはアメリカの3月の小売売上高。市場の堅調さが確認され、市場予想を上回り、FRB利下げ時期がさらに後ずれするとの観測が広がった。円売り、ドル買いが高まっていて、1週間足らずで2円以上円安となった。市場では、政府日銀の介入の警戒感が高まっている。
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