日銀は今年1月に利上げしたあと3月以降は政策金利を据え置いてきたが、市場では今回も据え置くだろうという見方が多くなっている。日銀が利上げに慎重な理由として挙げているのがアメリカの関税措置の影響。自動車関税は今日から引き下げられるが、日銀内にはまだ見極めが必要だといった声が多い。日銀短観が10月1日に公表され、10月6日には支店長会議も予定されている。日銀はこれらを通じて景気の現状を丁寧に確認したいという思いが強い様子。日銀の会合の前にはFRBが利下げを決めている見通し。植田総裁が最新のアメリカ経済をどう見ているかにも注目。