三鷹市、SHARP、Biodata Bankが手を組んで、東京・三鷹市の中学校で暑さ対策の検証が始まった。検証では、SHARPが開発した10℃で凍る物質が入った適温蓄冷剤を活用し、プレクーリングを行ってから実際に生徒たちに運動をしてもらう。生徒たちには体の芯の温度を測定するデバイスを装着し、プレクーリングで体温がどのように上昇するか記録し分析することで熱中症リスクを軽減させたい考え。SHARPの部長は「これ一つをきっかけに、生徒がやることで意識を持ってもらう」と話す。最終的には熱中症ゼロを目指していきたいとしている。