天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが沖縄を訪問された。沿道では大勢の人がご一家の訪問を歓迎。ご一家が向かわれたのは太平洋戦争末期の沖縄戦で激戦地となった糸満市。太平洋戦争で大きな犠牲を被り戦後もアメリカの統治下で苦難の時代を歩んだ沖縄。本土に復帰したのは昭和47年。戦後、沖縄を皇族として初めて訪問されたのが当時、皇太子だった上皇さまと上皇后さま。最初に訪問されたひめゆりの塔でお2人に火炎瓶が投げつけられた。事件後も慰霊を続け遺族1人1人に思いを寄せられた。戦後生まれの陛下は沖縄と本土の子どもたちが記者の仕事を体験し互いの歴史や文化を学ぶ「豆記者交歓会」を通じて沖縄への理解を深めてこられた。平成9年には両陛下がお二人で始めて沖縄へ。平和の礎を訪問された。両陛下の思いは次の世代である愛子さまにも受け継がれている。2歳の時に豆記者交歓に同席、中学3年生の時に豆記者と交流されている。