コメの高騰が続いているが、栃木県のコメ農家・稲作本店の井上敬二朗さんからはほとんどの農地はコメ作りを辞めた人の農家だと話す様子が見られた。コメの価格は上がっても農家には価格転嫁されないのが現状だと言い、コロナ前から1.4倍ほどとなる肥料の高騰などと比べ割に合っていないという。農機具も値段が上がり、2000万円近いコンバイン以外にも田植え機やトラクターにコストがかかっていると話している。稲作本店では黒字化に向けて自家製米粉のジェラートやバウムクーヘンなどの開発に取り組む形となっていて、井上さんはやりたいという人たちが入りやすいようにしていかないと誰もやらなくなると思うとコメント。