東京都はデジタルの力を活用した行政を進めている。その一環として先月、Tokyo Innovation Baseで都知事杯 オープンデータ・ハッカソン2025の最終審査が開催された。ハッカソンとは、ハックとマラソンをかけ合わせた造語で、参加者はオープンデータを使って限られた時間で課題解決に取り組む。ファイナルステージに進んだのは24組。プレゼンが続く。都知事杯を勝ち取ったのはALISS。犯罪情報等のデータを統合し、夜でも安心して歩けるルートを提案するアプリの開発に挑んだ。過去の受賞作の中には実用化されているものもあり、ファイナリストは実装に向けたサービスを受ける予定だ。
