梅雨時のカビ徹底ガード術について。カビバスターズ東京の犬塚さんによるとカビの種類は数十万種類、その中で有害なカビ毒を作るのは300種類以上あるという。一番手強いのは床下で、点検口を開けてニオイをチェックするのが重要だとのこと。カビの発生しやすい条件は温度が20~40℃、60%以上の湿度、皮脂などの栄養源。犬塚さんは「6~7月は温度と湿度が高いので特に注意が必要。カビの胞子はどこでも舞っているため、完全に防ぐのは難しい」などと話した。都立中央図書館でのカビ対策はホコリなどを持ち込まないようにし、除湿機などを使って湿度を45%に保つというもの。家庭での応用法について犬塚さんは「サーキュレーターと湿度管理、各部屋に温湿度計を置くと良い」などと話した。紙類は四隅に置くとカビやすいということ。出かける前のおすすめの対策法を聞かれた犬塚さんは「棚という棚を開けてでかけちゃいます」などと答えた。カビが発生しやすい場所はあらかじめ水で薄めた漂白剤で殺菌しておくのが良いということ。
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