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「酒井抱一」 のテレビ露出情報

国宝や重要文化財などの美術品が関西に大集結。根付は、室町時代の薬入れと言われる印籠などを帯につける際の落下防止のストッパーだった。象牙で作られたキリンの根付。同じ素材で作られた根付は、ロンドンのオークションで三千万円以上の値が付いた。今は、日本よりもアメリカやヨーロッパに多く残っているという。根付は印籠とセットでデザインを楽しむもので、組み合わせには意味があったが、ヨーロッパの人々は根付をミニチュア彫刻として印籠と別々に集めるようになったという。ヨーロッパで浮世絵が流行したきっかけは、焼き物などの包み紙として渡っていたのを見たことだと言われているという。ゴッホも歌川広重をオマージュして描いた作品を残している。俵屋宗達の風神雷神は、尾形光琳が手本にしたと言われているという。人気だった尾形光琳と、それを継承した酒井抱一、そして俵屋宗達をセットにして琳派が日本らしさの代表のように語られるようになったという。
東アジアと日本の交流を見ていくフロアでの注目は、国宝「宝相華迦陵頻伽蒔絵即冊子箱」。空海が唐から持ち帰った経典をおさめるために醍醐天皇が作らせた冊子箱で、制作の経緯が確認できる平安時代の作品が実物で残されているものはこれだけだという。規則的に配置された文様配置が中国風。上半身が人、下半身が鳥で、翼も生えている霊獣「迦陵頻伽」も描かれていて、経典を守るために描かれたものだという。京都・西往寺の木造宝誌立像は、顔が縦に裂け、そこから菩薩面を現す不思議な造形が特徴的。本家中国にはない日本にだけ残るスーパー僧侶・宝誌和尚の姿。中国では、ありがたいお坊さんの姿を肖像にしたいとみなが言ったが、和尚は「私を肖像にすることなどしてはいけないし、できないでしょう」などと言って肖像にさせてくれなかった。宝誌立像は、和尚を仏像にしようとしたところ、顔が裂けて観音の化身だったことがわかった瞬間を彫ったものだという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月19日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
向島百花園を生んだのはご隠居の佐原鞠塢。江戸時代後期の日本橋で骨董商を営んでいたという。庶民の間で茶道ブームが起きると掛け軸に茶道具を高値で売りさばき大儲け。今でいうオークションを開いたがこれが奉行所に咎められてしまう。佐原鞠塢は、向島にあた旗本の空き屋敷を購入し40代の若さで隠居を余儀なくされてしまった。詳細豊かな佐原鞠塢が考えたのが梅屋敷。梅見の客から茶[…続きを読む]

2024年6月30日放送 12:54 - 14:00 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団出張なんでも鑑定団
6人目の依頼品は50年ほど前に形見分けで手に入れたという酒井抱一・谷文晁ら4名合作の掛軸で本人評価額は50万円。鑑定の結果、残念ながら贋作で評価額は5000円となった。

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