- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 大野豊
オープニング映像と本日の映像を紹介した。
本日のゲストは元プロ野球選手の大野豊。1955年出雲市生まれで高校卒業後地元の信用組合に就職。21歳のとき広島東洋カープにテスト入団し江夏豊にマンツーマン指導を受け活躍し1984年先発に転向し10勝をあげ日本一。1988年沢村賞を受賞した。1993年当時史上4人目の100勝・100セーブを達成。1998年史上最年長42歳で開幕投手を務めた。
大野豊さんのお宝は「伊万里焼の大皿」。引退した時の記念でいただいたもの。本人評価額は10万円。鑑定の結果は20万円だった。150年ほど前の明治時代初期に作られたもので、おめでたづくしの図柄、有田・黒牟田の陶工・梶原菊三郎という人が焼いたことが分かる。
神奈川県川崎市の中野島こども文化センターを訪ねた。依頼人は趣味のディアボロが得意な菊池駿さん。様々な遊びをボランティアで子どもたちに教えている。菊池さんのお宝は中学3年生のときから集めはじめた「ヨーヨージャムのヨーヨー102点」。ヨーヨーの歴史は古く、始まりは古代中国、古代ギリシャなど諸説ある。紀元前500年頃のギリシャの花瓶に描かれた絵にはヨーヨーらしきものが描かれている。18世紀のヨーロッパで大流行し、フランスではエミグレット、イギリスではバンダロールなどと呼ばれた。日本では江戸時代中期に中国から伝来したヨーヨーが江戸などで流行し、浮世絵に描かれた。アジアで最も普及したのはフィリピン。1928年、フィリピンからアメリカに渡ったペドロ・フローレスが故郷の玩具Yo-Yoの販売をしたところ大ヒットした。それまでのヨーヨーはヒモが本体に固定されていたが、ヒモを輪にして軸に巻きつけるように改良したことにより、円盤が空回りし続けるようになった。実業家のドナルド・F・ダンカンはフローレスの会社を買収しアメリカだけでなく海外にも販売したため、ヨーヨーは世界中に広まった。日本では1970年代にコカ・コーラヨーヨー、80年代にはドラマ「スケバン刑事」で主人公が使う武器として大流行した。1997年にバンダイがハイパーヨーヨーを発売。この頃からベアリングが搭載されるようになり、空転時間がより長くなり、様々な技を繰り出すことができるようになった。このようなヨーヨーは競技ヨーヨーと呼ばれる。依頼品はヨーヨージャムの競技用ヨーヨー102点。ヨーヨージャムは1998年創業、アメリカの業務用ファン製造会社がはじめたヨーヨーのメーカーで2015年に廃業した。
依頼品はヨーヨージャムの競技用ヨーヨー102点。本人評価額は244万円。鑑定結果は550万円。状態が良く、最も高額なのは1個で30万円で第1号のモデルだという。
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今回の舞台は山形県金山町。ことし町制100周年をむかえた。林業が盛んで金山杉の産地として知られる。金山住宅や大堰など美しい景観が保たれている。特産品はビーナッツ。山形大学・でん六・金山町が協力してブランド化したもの。いまイチオシなのがビーナッツソフトクリーム。
お酒が大好きな沓沢章さんのお宝は「鯉が描かれた絵」。23年前に従兄弟からもらったものだという。本人評価額は50万円。鑑定結果は5千円。阿出川真水が描いたものだが、同じ明治期の絵描きは多く、評価されている画家はごくごく一部だという。
東京のクレープ店「マリオンクレープ原宿竹下通り店」で働いていたという菅知彦さん。マリオンクレープは1976年に金山町出身の岸伊和男氏が渋谷区で創業。菅さんは同郷のよしみで就職し、去年退社した。菅さんのお宝は「高橋道八の茶壺」。本人評価額は10万円。鑑定結果は20万円。裏に堀名が付いている、形のいい坪だという。
バイクが大好きなだという仙台健生さんのお宝は「鶴の文様の茶碗2点」。義母から受け継いだものだという。本人評価額は39万円。鑑定結果は2万円。近代に作られた京焼きの茶碗だという。
神奈川県茅ヶ崎市。依頼人は書家の大八木雅山さん。大八木は大病をきっかけに30代で書をはじめた。48歳の時に妻が他界し、その際に心の支えとなったのは書だったという。数々の賞を受賞した、現在は産経国際書会の理事を務めている。大八木さんは仏像彫刻にも熱中している。仏像彫刻をはじめるきっかけになったある有名なお坊さんが作った仏像があるという。大八木さんのお宝は「円空仏」。円空は1632年に美濃国に生まれ、幼い頃に長良川の水害で母を亡くし出家した。伊吹山で修行に励んだという。仏像を堀りはじめたのは32歳の時、母の菩薩を弔うためだった。この頃から行く先々で民と交わり、宿泊のお礼や困った人を助けるために像を堀った。円空は30年にわたり各地足をのばし、仏像を掘り続けた。名古屋の荒子観音寺にある仁王像は円空仏のなかで最も巨大。これを制作した際の木っ端で1200体の仏像を堀った。54歳の時、飛騨千光寺で63体の仏像を残した。依頼品は怒髪でつり上がった目が特徴。
大八木雅山さんの依頼品は「円空仏」。本人評価額は200万円。鑑定結果は3万円。円空仏ではなかった。円空独特の微笑みが感じられず、髪の毛の堀りも違うという。
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