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「酒母」 のテレビ露出情報

奈良市の正暦寺は、室町時代に現在の清酒づくりの基礎となる技術が確立された「清酒発祥の地」とされている。毎年この時期、寺では清酒のもととなる「酒母」づくりが行われていて、きょうは寺や酒造会社の関係者など10人余りが集まり、約400キロの酒米を水洗いした。そして水が張られた大型タンクに次々と浸していった。酵母菌が入れられたあと、酒米は約30度に保たれたタンクで4日間保存され、蒸し上げて水とこうじを混ぜて発酵させると「酒母」になるという。できあがった「酒母」は県内7つの酒造会社が持ち帰って酒を仕込み、3月には新酒ができあがる。先月には日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されている。

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