県によると、県内の港での去年1年間の水産物の水揚げ量は2479トンと平成以降で最も少なくなった。スルメイカ・サケなどの不漁が主な要因だという。県や県漁協などは持続可能な水産業のためには養殖を推進すべきだとして、今年度の国の補助事業を活用して海上と陸上で実証試験を行い事業化を検討する。海上では冬場の季節府の影響を受けにくい東向き海岸にある酒田市の飛島漁港にいけすを設置して、ことし11月からサケ科の魚を養殖して冬の厳しい気象条件でも育つか調査をする。陸上では庄内の海岸沿いに直径2メートルの水槽を3台設置して黒のりを養殖し、成長にかかる期間などを検証する。
