寿司以外でも時価のメニューをだしている店がある。中目黒などに3店舗を展開する「あおもん」の時価メニューは名物の「アジフライ」。実はアジは漁獲量の変動が激しい魚で、日によって仕入れ値が大きく変わってしまう。時価のアジフライを早速注文してみると、刺身用の新鮮なアジを使い火を通しすぎずさっと揚げる。断面はかなりレアだ。店の看板メニューで客の9割以上が注文するという。あおもんのアジフライは1匹を2つに切って出すが、値段は安い日で680円。一方高い日だと1080円とかなり差がある。ちなみに取材した日は830円だった。せっかくなら安い日に行きたいものだが、質も値段もちょうどいいのが780円の日なんだそう。