きっかけは10年前、中学校の同級生に「顔がブスだね」と言われたこと。女性は5年前から整形を繰り返すようになった。今年の夏、母親がテレビで醜形恐怖症を知り医師に相談。女性は現在、都内にある精神科「原井クリニック」で定期的にカウンセリングを受けている。原井医師は患者の考えを否定することは逆効果なため、中立な立場で受け止めることが大事だという。原井医師によると、治療方法として有効なのは不安を抑える“抗うつ薬”の服用や、考え方を変えるための「行動療法」など。女性は、「いつか病気を治し他人の視線を気にせず暮らしたい」と話している。