高柳さんは、3方向から磨ける歯ブラシについて、1つの工夫として面白いと話した。木の歯ブラシ・歯木は紀元前から使われている。歯磨きの週間を広めたといわれる歴史上の偉人は釈迦。諸説あるが、仏教の伝来とともに日本に入ってきた。江戸時代の浮世絵では、遊郭の女性が房楊枝で歯磨きをしていた姿が確認できる。菌の多い舌を磨くと口臭予防になるが、舌はデリケートなので優しく磨くことが重要。フロス、歯間ブラシは補助的に使うのがおすすめで、先に使ってから歯磨きをする。歯磨きの時間が長過ぎると歯茎が下がりやすくなり、ながら磨きは同じところを磨きがちになる。