- 出演者
- 野村真季
オープニング。
韓国では今日、非常戒厳の発令を受けた尹錫悦大統領の弾劾訴追案の採決が行われる。尹大統領は午前10時に生中継で談話を発表した。今回の非常戒厳は「国政の最終責任者である大統領としての切迫感から始まった」と説明し、「その過程で国民に不安と不便をおかけした」と謝罪した。再び戒厳が発令されるのではという警戒に対しては「第二の戒厳は決してない」と否定。また「法的政治的責任を回避しない」「任期を含め党に一任する」と述べた。弾劾に代える妥協案として与党が検討しているとされる大統領任期の短縮案を容認する姿勢を示した形。ただ戒厳の発令そのものに対しての謝罪はなく、国民からは「これだけの事態で2分の談話は短すぎる」「ふざけているのか」という憤りの声も上がっている。与党としても弾劾に反対する方針を維持してはいるだが、大統領に対する反発は党内でも強く、弾劾訴追案の可決ラインに達する8人以上の造反が出る可能性もある。注目の採決は今日午後5時から行われるがその直前まで状況は揺れ動きそう。
日本被団協が選ばれた今年のノーベル平和賞の授賞式を前にノルウェー・ノーベル委員会の委員長がANNの取材に応じ「被爆者の声に耳を傾けるべき」などと訴えた。ノーベル平和賞の授賞式は10日にノルウェーで開かれる。授賞式には92歳の田中煕巳さんら日本被団協の代表団30人のほか、広島や長崎の高校生平和大使も参加する予定。ノルウェー・ノーベル委員会のフリドネス委員長は「核兵器は道徳的に容認できず二度と使用されるべきではない」と述べ、授賞式を通じて「被爆者の証言が日本や世界の若い世代にも伝わってほしい」と話し、「被爆者の活動を次世代に継承する機会にしてほしい」と訴えた。
ユネスコの無形文化遺産に登録されたばかりの日本酒など能登半島の特産品を販売し復興を支援するイベント「能登・屋台村」が行われている。このイベントでは大地震で甚大な被害を受けた能登の日本酒を中心に地元の食品や工芸品が販売されている。日本酒スタイリスト・島田律子さんは「ユネスコ無形文化遺産に登録されたことは世界中にすばらしさをアピールできる。能登のお酒の復興にも意味のあることだと思っている」と述べた。能登は伝統的な酒蔵が多く、無形文化遺産登録は復興の起爆剤につながると期待されている。「七尾和ろうそく」の絵付けなど体験型のコーナーも設けられている。
栃木・宇都宮市の住宅で41歳の男性を殺害後、車で逃走し逮捕された男が身柄を確保された時に酒に酔った状態だったことがわかった。容疑者はおととい朝、宇都宮市鶴田町の住宅で男性の頭を殴るなどして殺害した疑いが持たれている。疑者は犯行直前まで男性と酒を飲んでいて、酒瓶で男性の頭を殴るなどしたあと自分の車を運転して群馬県に逃走。その後の捜査関係者への取材で容疑者が身柄を確保された際、酒気帯び運転に相当するアルコールが検出されていたことがわかった。容疑者は、「殺すつもりはなかった」と容疑を否認したほか、「金銭トラブルがあった」と話している。栃木・宇都宮中央署、群馬・伊勢崎市の映像。
冬のボーナスについての調査結果発表(帝国データバンクの調査)。平均支給額が去年より増える企業が減少し、変わらない企業が増加。増えると回答した企業の割合が最も高いのは、運輸・倉庫で30.9%、製造と建設が24.9%で続いている。
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ロボットやアンドロイド研究の第一人者が自らのアバターと生徒との対話による授業を公開した。授業を行ったのは大阪大学で人間型ロボットいわゆるアンドロイドの研究を行っている石黒浩教授。コミュニケーションに不安のある学生たちが通う学校の生徒たちと自身にそっくりなアンドロイドとの対話を通じ、アンドロイドと暮らす社会をともに考えた。石黒教授は「すごく感情表現を緩やかにすることもできれば豊かにすることもできる。安心して話せるとうことがあるのかなと思う」と語った。石黒教授は大阪・関西万博でも研究成果を披露する予定。
セブンイレブンジャパンと京王運輸が10日から、京王電鉄井の頭線で乗客とともにセブンイレブンの商品を運ぶ実証実験を始める。配送センターから運んだ商品を永福町駅で積み込み、高井戸駅、久我山駅、吉祥寺駅でそれぞれ構内にあるセブンイレブン店舗に納品する。総菜などの冷蔵商品から始め、年明けには冷凍商品も運ぶ予定。トラックの運転手不足などに対応し二酸化炭素の排出量削減にもつながるとしている。
無病息災を願って熱々の大根を頬張る京都の師走の風物詩・大根だきが、千本釈迦堂で始まった。鎌倉時代釈迦が悟りを開いた12月8日に、住職が法要でお供えした大根を魔よけとして参拝者に振る舞ったのが始まりとされている。古くから、これを食べると健康に過ごせると伝えられていてる。きょうとあすの2日間。1杯1000円で振る舞われる。
秋篠宮ご夫妻は今夜、トルコ訪問の全日程を終え帰国の途に就かれる。秋篠宮さまは式典や日本とゆかりのあるトルコ人との懇談などで日本で発生した大地震への協力について度々、感謝の言葉を伝えられた。トルコとの外交関係樹立100周年の式典に出席された秋篠宮さまは両国が大地震などの際助け合ってきた歴史に触れ「両国の“絆”を象徴する出来事が次の100年に向かっても語り継がれていくことを願っている」と述べられた。日本とトルコの100年にわたる交流の歴史は「助け合いの歴史」でもある。秋篠宮ご夫妻は今回のトルコ訪問をきっかけに両国の友好関係の裾野が更に広がり深まっていくことを期待されているように感じた。
韓国の国会では今日午後5時から尹大統領の弾劾訴追案の採決が行われる。尹大統領は「非常戒厳で国民に不安させた」と謝罪し、「自身の任期を含め与党に一任する」と述べた。造反がでるのか。