獣医学部に通うインターンのニーナはオリーの体を撫でていると白いコブのようなものを見つけた。首輪の裏で見つかったのは血を吸って大きくなったマダニ。マダニの中には神経毒を持つものがおり、長い日数皮膚について血を吸い続けると噛まれた犬の体内に毒が蓄積し全身麻酔を引き起こす。マダニは森林や草地などに生息する。オリーはキャンプ中にマダニが付着したと考えられる。安楽死は実行の数分前に中止。マダニを取り除き帰宅から約10時間後、オリーが歩いた。SFTSは近年、日本で被害が拡大しているというマダニによる感染症。犬や猫の致死率は50%前後。
