千葉県船橋市で当時0歳だった息子に暴行を加えて死亡させたとして母親が逮捕された事件で母親は息子がなくなる直前に児童相談所などの面談に対して「養育で困ってはいない」と説明していた。警察によるとけさ送検された容疑者は去年3月から7月までの間、船橋市の自宅などで長男の顔面を平手で殴るなどの暴行をし生後11カ月で死亡させるなどした疑い。容疑者は警察の調べに対して容疑を認めて「去年3月くらいから暴行を加えていた」と供述している。容疑者は長男が去年7月に死亡する2カ月ほど前から2週間ほど前まで行われた児童相談所などの面談に対して「養育で困ってはいない」との説明をしていた。児童相談所の担当者は「聞いている限りでは養育について困り感とかうまくいっていないという訴えはその時点ではなく引き続き安全な養育に努めてくださいということを伝えた」とした。児童相談所は容疑者が妊婦健診を受けず出産していたことなどネグレクトの疑いがあるとして対応していた。警察は育児へのストレスがあったとみて調べている。